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186回目~! そんなバカな!? 脅威の気功治療

2012年08月19日 20:12

今月の初め、8月3日にぎっくり腰を患ってしまいました。
その日の内に、すぐ病院で診察してもらったところ、症状はそう重くは無いものの暫くは安静が必要と指導されました。とは言っても仕事は休めませんし、9日後には神楽の興行が控えています。
処方してもらった湿布薬と痛み止めで凌いでいましたが、腰の痛みは引くどころか悪くなってる感じも・・・

休みの日はできるだけ動かないようにしていましたが、痛みの状況はあまり変わらず、一向に改善する様子がありません。


「このままではヤバイ!」

神楽団の先輩らから、「興行に間に合うんか?」という声を聞くまでも無く、自分自身、緩和されない腰痛に焦りを感じていました。
そんな中、職場の先輩や同僚らの薦めで、とある治療院を訪ねる事になったのです。


紹介されたのは、「藤川整体術センター」という治療院。
肘を痛めた野球少年が、そこで治療を受けたところ痛みが無くなり、試合に出れた・・・とか、ぎっくり腰で全く歩けなかった先輩の奥さんも、治療を受けた直後すぐに歩けるようになったなど、その治療効果の凄さを聞きました。

で、その治療方法というのが・・・

体に触れず、一発で痛みを取る!

・・・というものです。

どうやら「気功」を駆使した治療方法のようです。
鍼や整体というならまだしも、「気功」という超能力のような、オカルトちっくなもので本当に治るのでしょうか?
確かに、誰もが100%良くなるという事では無さそうですが、先輩の奥さんには効いたワケで、もしかしたらボクにも効くかもしれません。第一、座ってても痛みが引くことはなく、このままでは神楽の本番に間に合わない可能性もあるわけで、それならダメ元で治療を受けてみようという事になりました。

善は急げじゃありませんが、薦める先輩の目の前でその治療院に電話したところ、すぐにでも診てもらえるとの事。
場所は広島市内。自宅に帰っていては、予約時間に間に合いそうにありません。
帰るその足で、そのまま治療院に向う事にしました。

CIMG3007.jpg


高速道路を利用しても、片道1時間を超える運転は腰への負担が重く、痛ダルイ感じに襲われ続けました。特に右にカーブする道では、遠心力で左に寄りそうになる体を右方向に支えます。すると身の置き所のない苦痛が腰に襲いかかります。
ひいひい言いながらも、なんとか目的地に到着。

「想像以上に凄いトコだけぇ~の~♪」

そう先輩から聞いてはいましたが、到着してみて「ホンマにここ?」と、我が目を疑いました。

CIMG3015.jpg


「藤川整体術センター」という名から感じる印象では、ボロいながらも治療院という雰囲気の建物を想像していました。しかし、どー見ても民家にしか見えません。しかも、相当古い建物です。
広島市内なのに、建物の前の道が砂利道というのも驚きです。
「センター」という語感から感じる印象から、かなり程遠い佇まいに唖然としました。

CIMG3011.jpg
↑ 藤川整体術センター

おそるおそる玄関の引き戸を開きました。
引き戸を開けて中を覗き込むと、やはり民家の玄関でしかありません。

「ええ~・・・マジか?間違えたかな~?」

そう思って一旦玄関を閉め、もう一度看板を確認します。
やはり間違いないもよう。
もう一度玄関を開け、声を掛けると「どうぞ上がってください」と男性の声。

「お、おじゃまします~・・・」

心細さを感じながら中に入ると、中は4畳半と6畳くらいの畳の続き間でした。どうやら4畳半が待合で、6畳間の方が診察室のようです。6畳間には黒い革張りの診察台があり、その傍らに骨格標本のようなものが置かれており、それ以外に治療具のようなものは何もありません。
本当に「人の力」だけで治療を行っている感じです。

「だ、大丈夫かなぁ~・・・」

初めて訪れた東洋医術の治療院。
ケツの落ち着かないような、何ともいえない雰囲気の中で待つこと5分。
先客(?)の治療が終わったトコで、「予約時間には早いですが、始めましょう」と診察台へ案内されました。
聞いていた話では、施術時間は長くて15分程度。
触れる事無く終わるので、拍子抜けするくらいの時間らしいです。

診察台に腰掛ける形で座るボクの背後に、先生が移動しました。
ちなみに先生は60~70代と思しき白髪のおかっぱ頭の老人。
映画「バック トゥ ザ フューチャー」の“ドク”と、漫画「ちびまるこちゃん」に出てくる“佐々木のじいさん”を足して割った印象で、凄腕の気功士という雰囲気は全くありません。

バックトゥタフューチャーの
↑ 参考画像:映画「バック トゥ ザ フューチャー」の“ドク”

佐々木のじいさん
↑ 参考画像:漫画「ちびまるこちゃん」の“佐々木のじいさん”


「じゃあ、始めますね~・・・」

件の先生はそう言ったかと思うと、背後で何かを始めました。
「バッバッ・・・バサバサ、パン、パン」という物音が響いています。
何か気を溜める動作でも行っているのでしょうか?
何らかの動作を行ってるようですが、背後にいるので何をしてるのかさっぱり解りません。
そして音が鳴り止み、ふと静かになったかと思うと、背後に気配を感じました。やがて上半身がかっと汗ばむくらい熱くなり始めます。

「お・・・エアコンが効いてないのか??」

ふとそう思いましたが、つい今しがたまで涼しく、快適な体感温度だった事に気づきました。
「何だコレ?」
そう思いながら身を任せること5分。

「どうですか、何か変わった感じがありますか?」

熱くは感じましたが、特段腰の痛みが和らいだ感じはありません。
その事を告げると、どの部分が痛いのか触診で確かめる事になりました。

「ここは?」

そう言って腰の右側を指先で強めに押さえて来ましたが痛くはありません。

動作の中では確かに痛みを感じるのですが、何箇所か触診しても痛む部分がはっきりしません。
しかし、腰の背骨にズレが生じていると先生は言い、ボクに仰向けに寝るよう言いました。

「痛い部分が腰なのに仰向け?」

そう思いましたが、言葉に従い仰向けに寝ました。
するとお腹の右側、腰骨の辺りを押さえて来ます。

経絡のツボ
↑ サービス画像です~♪ モデルの矢印マークが指し示す辺りが経絡か?


先生:「ここは、どう?」
ボク:「?・・・はぁ、どーでしょう?押さえられてるから痛いのかな?」
先生:「じゃあ、こっちは?」

同じ位置の反対側を押さえました。

ボク:「あ、痛くない!」
先生:「じゃあ、ここだね。」

そう言うと、先生はお腹の右側、腰骨の辺りをもう一度押さえました。

「このまま“気”を送るから。」

触れずに治療するという触れ込みでしたが、触って治療することもあるようです。
揉むとかでもなく、酷く強い力でもなく、軽く押さえられたまま時間が過ぎました。触れられてる部分が熱くなるとか、痛くなるとかはありません。押さえ付けられた先生の手も、普通の温度にしか感じられません。
気を送られてる実感が無いまま、およそ5分が過ぎました。

「ちょっと動かしてみようか。」

先生に促され、仰向けのまま両膝を立てました。膝をくっつけたまま左右に足を倒して見ます。
左側に倒すと痛みがあります。腰の具合にあまり変化を感じません。

「ふぅむ・・・まだ固いみたいだね~。」

そう言ってまたお腹を押さえました。
暫くして「ん~、だいぶ緩んできたみたい・・・」と呟く先生。
しかし体感的には何も感じられず、特に変わりがありません。
痛くも痒くもない中、先生の言葉に「は~、そうっすか?」と思った瞬間でした。

ゴキっ!!!

突然、腰の辺りの背骨が鳴ったのです。
いや、実際には音は鳴らなかったかもしれません。でも、確かに背骨がずれたような感じがあり、それをボクの体内では音として聞いたような感覚です。
例えれば、背中を「ぐっ!」と勢いよく強く押さえられた時に、「ボキっ!」と骨が鳴るあの感じです。
でも先生の動作としては、本当に軽くお腹を押さえてるだけ・・・

「うお~・・・なんだ、今のは!??」

そして変化は更に続きました。お腹の中が「ぐるぐる」言い始めたのです。腸の中を空気が動いてるような、オナラさえ出そうな感じです。
「うわ~、屁が出そ~ッ!」と、そう思ってると先生が手を離しました。
その瞬間、お腹の「ぐるぐる」も止みました。

「????」

きょとんとしてると、先生が「どう?」と聞いてきます。
先ほどと同じように膝を揃えて左右に倒してみました。
まだ突っ張るような感じはありますが、さっきよりは稼動域が広くなった感じです。
その後、もう一度同じ施術が施され、最後に塗り薬を腰に塗ってもらって治療が終わりました。
施術時間は30~40分くらいでしょうか。だいたい15分程度と聞いていましたが、ボクの場合、かなり時間を掛けての施術でした。
ちなみに、塗られた薬はバンテリン系の鎮痛剤だと思いますが、処方された訳では無いので詳しくは解りません。

施術によって、本来の体の状態に近づけたらしいですが、無理をするとまた元の状態になるらしく、最低でも1日は安静にしていろとの事。
神楽についても、1日2日はやらずにいろとも言われました。

CIMG3010.jpg


帰りの車の中、痛みの質は明らかに変わっていましたが、完全に無くなるほどの事はありません。
重いような、だるいような、そんな感じが腰に残っています。

整体にかかった事もなければ、鍼治療の経験すら無いボク。初めての東洋医術が気功なのですから、この状態が正しいのか正しくないのか良く分かりません。
東洋医術には施術者と患者の相性というか、治療が「合う」とか「合わない」という事をよく耳にします。そういう観点からだと、「合わなかったのかな~?」などと考えながら車を走らせました。

そして家につく頃、ふと気がつきました。
「あれ?」っという感じです。

「・・・痛みが・・・無い!?」

塗り薬が効いたのでしょうか?
でも、そんなに劇的に効く薬なんてあるのだろうか??

「じゃあ・・・気功のおかげ?」

正直、「まさかな~・・・いや、治らんだろ~?」という話半分くらいの気持ちで治療を受け、その反面「もしこれで治るならめっけもん!」という、どちらかというと「キワモノ体験」くらいの心構えでしたが、戸にも書くにもあの痛みが無くなっていました。

完治したかどうかは解りません。
無理をすればすぐにでも痛みが再発しそうな予感はありますし、治療の副作用か腰全体にまだ重い感じはあるけれど、はっきり痛みの部分は無くなっています。

解剖学や学術根拠に乏しいだけでなく、どこか眉唾的で、はっきり言えばインチキ臭い気功という力。目に見えない力だけにその印象が強いのですが、目に見えないから「有り得ない!」とも言い切れないのかもしれません。

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そして迎えた8月12日。
神楽の興行で、ボクは全力を出し切るカタチで舞いきることが出来ました。
それ以前の練習で様子見をしましたが、その時にも全く痛みはありませんでした。


気功・・・

不思議な力ですが、結論を言えば「ボクには効いた」と言わざるを得ない状況です。
なんといっても、神楽を舞えるまで回復したのですから。




コメント

  1. 白熊 | URL | -

    へぇ~

    広島出身の私ですが、知りませんでした。

    というか、この建屋では気がつきませんよね。

    それにしても、気孔って信じていなかったのですが、信じざるおえないですね。
    なんかの機会に行ってみたい気がします。

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